なぜ丸山担になったか

さて、まずはなぜ私がエイトにすっ転び、丸山担になったのかを話さなければなりません。
だって、主人と出会う前から丸山担なんだもの。

あれは、大学4年の冬でした。
ちょうど初めての単独カウコンの少し前。
バイト先で、コンサートに入ることになった同僚が、DVDの貸し借りをしてたんですね。昔からエイトに興味があり(当時はひなちゃんいいなーと思っていました)歌番組を見ては振り付けを楽しむ程度だった私も、ひとつお借りすることにしました。
「47」
エイトが47都道府県を回ったツアーの東京ドーム公演です。
母と一緒に、DVDを再生しました。

そこには、今まで体験したことのないキラキラした世界が広がっていました。

すばるさんかっこいい、やすくんかわいい、亮ちゃんもかわいい！大倉くんすごいアイドルっぽい！よこちゃんかわいい！ひなちゃんかわいい！えいとのわちゃわちゃかわいい！！！夢中でした。ていうか「かわいい」しか言ってないね。
とにかく可愛くてかっこよくて、面白くて。テレビではおもしろソングしか歌ってなかったけど、バンドもするしダンスもするんや！すごい！！！ジャニーズアイドルの本気に、目が眩みました。

そんな中、目に付いたのが丸山くんでした。
もともとバンドキッズで、パンクバンドでモッシュしたり友達のバンドの物販したりしていた高校大学時代を経て、なぜかベーシストにばかり惹かれていた私は、丸山くんのベースに目を奪われました。
決して上手なわけではない、でもセクシー。えろい。
まず指がやらしい。それから口元がやらしい。歌がすこぶるうまい。
しかも！
特筆すべきは、彼が持つ「影」でありました。

元気！ギャグ！どやァ！と振舞っているにもかかわらず、なんとなく感じるメンバー(特に三馬鹿)との距離感というか上下関係というか。窺うような媚びるような一瞬の表情。三馬鹿がえらぶってるわけではなく、きっと丸山くん自身が壁を作ってるんだなぁと思いました。
歌うまいのに、かっこいいのに、スタイルもいいのに、なぜか自信なさげで。
ジャニーズなのに、自己肯定感がえらく低い。
そんなところに惹かれました。(ダメンズウォーカー感が滲み出てますね)

あとは、すばるさんとの共依存な感じも危うくていいなと思いました。これはまたいつか詳しく書きたいなーと思いますが今は省略。

そんな丸山くんも、演技の仕事を経験し、ベースも上手になり、きっといろんなことを乗り越えて、あの頃の「影」はすっかり鳴りを潜めてしまいました。
それは嬉しいことでもあり、ちょっぴり寂しいことでもあり。
それでも私はやっぱり丸山隆平を追いかけてしまう。
いろんな経験を自信に変えてきたまるちゃんだからこそ、まだまだ上を目指せると思うのです。

これからも、エイトを、まるちゃんを、きっと好きでいるような気がします。これから彼らがどんなふうに成長していくか見てみたいのです。